ロバート・プラント・アンド・ザ・センセーショナル・スペース・スフターズ/ライヴ・アット・デヴィッド・リンチズ・フェスティヴァル・オブ・ディスラプション
【BLU-RAY】5,940円(税込)
【DVD】4,860円(税込)
【国内盤】
本作のライヴは1,600人の観衆を前にしたもので、この時点での最新アルバム『ララバイ・アンド...ザ・シースレス・ロアー』(2014)からレッド・ツェッペリン・クラシックスまでを交えた選曲で魅了する。新しいヴァージョンで蘇える「ブラック・ドッグ」、「ゴナ・リーヴ・ユー」、「胸いっぱいの愛を」、「カリフォルニア」は、ロバートが過去に安住することなく、未来へと前進していくことを強くアピールするものだ。レッドベリーを下敷きにした「プア・ハワード」、マディ・ウォーターズの「フーチー・クーチー・マン」というブルース・スタンダードも見事に生まれ変わっている。
彼をバックアップするザ・センセーショナル・スペース・シフターズのメンバーも実力者揃いだ。“砂漠のブルース”ティナリウェンのプロデュースを手がけたジャスティン・アダムス(ギター)、元キャストのリアム“スキン”タイソン(ギター、バンジョー)、ガンビア出身で西アフリカ音楽に精通するジュルデー・カマラ(リッティ、コロゴ、ベンディール)、マッシヴ・アタックやポーティスヘッドとの共演経験を持つジョン・バゴット(キーボード)、ポーティスヘッドのジェフ・バーロウとBEAKを結成しているビリー・フラー(ベース)、フォフーラのデイヴ・スミス(ドラムス)というラインアップで、唯一無二の音楽性を創り出している。
2017年には同じラインアップで最新アルバム『キャリー・ファイアー』を発表したロバートのステージにおける進化をエクスペリエンス出来るのが本作だ。
ボーナス映像には、『フェスティヴァル・オブ・ディスラプション』のキュレーターであるデヴィッド・リンチが“着想の技術”を語るトーク映像を収録。『イレイザーヘッド』『エレファントマン』『ツイン・ピークス』を生んできた映画監督であり、自らアルバムを発表するミュージシャンでもあるリンチがその創造性、瞑想への傾倒、そして音楽について語り尽くしている。